東武鉄道は6月23日、東武東上線沿線自治体のキャラクターをラッピングした「キャラクタートレイン」を7月1日から運行すると発表した。同線が今年5月1日で開業100周年を迎えたのを記念した企画。10両編成に25自治体・32種のキャラクターを描いて運行する。
「キャラクタートレイン」に使用されるのは、東京メトロ有楽町線や副都心線、東急東横線、みなとみらい線にも乗り入れる50700形の10両編成1本。25自治体のキャラクターのイラストを各車両の戸袋に片側5枚ずつ掲出するため、編成で各自治体のキャラクターが4枚づつ登場する。編成の前後にはヘッドマークも取り付ける。
沿線の25自治体は東京都が豊島区・板橋区・練馬区、埼玉県が和光市・朝霞市・志木市・新座市・富士見市・ふじみ野市・三芳町・川島町・川越市・鶴ヶ島市・坂戸市・鳩山町・東松山市・吉見町・滑川町・嵐山町・ときがわ町・小川町・東秩父村・寄居町・毛呂山町・越生町。複数のキャラクターがある自治体は同じ場所にまとめて描かれる。
運転期間は2015年3月31日まで。東武は「開業100周年を迎えた東上線を引き続きご利用いただくとともに、沿線の皆さまに愛されるキャラクターが集合した可愛らしい列車に、この機会にぜひご乗車ください」とPRしている。