日産自動車は、バーチャルスポーツカー『日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ』のフルサイズモデルを、6月26日から英国で開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2014」で公開すると発表した。
日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモは、「プレイステーション3」専用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズを開発したソフトウェア会社「ポリフォニー・デジタル」と協力して制作されたバーチャルスポーツカー。同車は、「グランツーリスモ」誕生15周年を記念した「ビジョン グランツーリスモ」プロジェクトの中に登場する。
また、同車はラフスケッチから完成まで、すべての工程に最新のデジタルデザインツールを駆使し、本格的なコンセプトカーとして開発されている。さらに、日産テクニカルセンターの空気力学の技術チームが協力し、空力性能に裏打ちされたエモーショナルなボディラインを実現している。
2+2列シートのスポーツカーとして特別な空力調整が可能なレース技術を採用し、バーチャルカーのパフォーマンスを可能な限り現実に近づけている。また、スタイリングタッチは日産の歴代パフォーマンスモデルの資産を彷彿とさせつつ、同時に未来的要素を持ち合わせている、としている。