愛知県豊田市のトヨタ自動車本社内にあるトヨタテクニカルセンター。製品企画やデザインを行う部署のあるこの施設のロビーに、今夏発売予定とされるあるクルマが展示されている。
そのクルマはレクサス『NX』。フランクフルトモーターショー13でコンセプト版の『LF-NX』が公開され、北京モーターショー14とニューヨークモーターショー14で市販版がワールドプレミアされた。今回展示されていたのは、2.5リットル直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルの「300h」。「欧州仕様のプロトタイプ」との注釈があったが、内外装の作り込みを見る限り、ほぼ市販版と見られる。
NXでは「300h」に加え、新開発2リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載するレクサス初のターボエンジン搭載車両である「NX200t」の2グレードが用意される。さらに、ロシア市場専用車として2リットル直列4気筒自然吸気エンジン搭載車両である「NX200」も設定されている。
国内発売は2014年夏頃とされている。