マクラーレン P1 と ランボルギーニ アヴェンタドール、加速競争[動画]

自動車 ニューモデル 新型車
マクラーレン P1 と ランボルギーニ アヴェンタドールの加速競争
マクラーレン P1 と ランボルギーニ アヴェンタドールの加速競争 全 1 枚 拡大写真

マクラーレン『P1』とランボルギーニ『アヴェンタドールLP700-4』。世界最高峰のスーパーカー2台の加速競争の映像が、ネット上で公開されている。

これは5月中旬、インドネシアのジャカルタで開催されたイベントで実現したもの。サーキットの直線コースで、2台のスーパーカーが加速性能を競っている。

マクラーレンP1は、ミッドシップに『MP4-12C』と基本を共用する3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。P1専用チューニングが施され、最大出力737ps/7500rpm、最大トルク73.4kgm/4000rpmを発生する。さらにP1には、IPAS(インスタント・パワー・アシスト・システム)を採用。これはF1マシンの運動エネルギー回生システム、KERS(キネティック・エネルギーリカバリー・システム)のノウハウを反映したアイデアで、ハイブリッドの一種。

P1では、エンジンに直結する形で、軽量なモーターをレイアウト。このモーターは、最大出力179ps、最大トルク26.5kgmを引き出す。エンジンとモーターを合せたトータル出力は、最大出力916ps、最大トルク91.8kgm。ステアリングホイールのスイッチを操作すれば、このモーターが加速時などに、エンジンのパワーをアシストする。

一方、アヴェンタドールLP700-4は、ミッドシップに新開発のV型12気筒ガソリンエンジンを搭載。排気量は6498cc。ボアは95mm、ストロークは76.4mm。クランクシャフトは24.6kgと軽く、エンジン単体重量も234kgに抑えられた。最大出力は700ps/8250rpm、最大トルクは70.4kgm/5500rpm。ランボルギーニらしい迫力のサウンドも追求されている。

トランスミッションは、新開発の7速2ペダルMT、「ISR」(インディペンデント・シフティング・ロッド)。これは、シングルクラッチに独立したシフティングロッドを組み合わせたもので、『ガヤルド』用の「eギア」よりも、シフトチェンジの時間を約40%も短縮。

2台のスーパーカーの加速競争は、映像の3分45秒付近から見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  2. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ『クラウンセダン』は違う---水素を使う理由と苦労をチーフエンジニアが語る
  4. 日産『キャシュカイ』改良新型、表情を大胆チェンジ…欧州発表
  5. シトロエン C3エアクロス 新型、間もなくデビューへ…ティザー
  6. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  7. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
  8. 春爛漫の新潟に名車が集結…20世紀ミーティング2024春季「クラシックカー&バイクの集い」
  9. 「何にでもなれる自由な存在」グランドクロスオーバー、スズキ『GSX-S1000GX』の凄みとはPR
  10. レクサス最小の『LBX』は、「サイズ的ヒエラルキー」から脱却できたのか?
ランキングをもっと見る