スズキは7月31日、『キャリイ』などのスペアタイヤキャリアフックに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、スズキ『キャリイ』、日産『NT100クリッパー』、マツダ『スクラム』、三菱『ミニキャブ』の4車種で、2013年12月24日~2014年2月17日に製造された計1万5990台。
スペアタイヤキャリアを固定するフックの溶接が不適切なため、当該溶接部が剥がれ、フックが脱落することがある。そのため、スペアタイヤキャリアが傾き、最悪の場合、走行中にスペアタイヤが脱落し、他の交通の妨げとなるおそれがある。
全車両、フックの溶接状態を点検し、適切でないものは、フックを再度溶接する。
不具合は2件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。