トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売が7月17日に発表した2015年モデルの『シエナ』。同車に、スポーティグレードの「SE」が継続設定されている。
シエナは、北米市場向けのミニバン。現行シエナは3世代目モデルで2009年秋、ロサンゼルスモーターショー09で発表された。シエナは『カムリ』のプラットフォームをベースに開発。駆動方式は、FFが基本。ボディサイズは、全長5085×全幅1986×全高1750mm、ホイールベース3030mmの堂々サイズで、日本向けの『アルファード』よりも、ひと回り大きい。
室内は、2列目シートがキャプテンかベンチかの違いで、7名乗りと8名乗りを用意。エンジンはガソリンのみで、3.5リットルV型6気筒は最大出力266ps、2.7リットル直列4気筒は最大出力187psを発生する。
7月17日、米国トヨタ販売はシエナの2015年モデルを発表。デビュー5年を経て、外観を中心にイメージチェンジ。グリルやヘッドライト、テールランプのデザインを変更。室内は、ダッシュボードのデザインを改めた。
2015年モデルのシエナに継続設定されるのが、スポーティグレードの「SE」。外観は、フロントのメッシュグリツが、標準グレードとの大きな違い。リアは、大胆なクリアレンズのテールライトが目を引く。インテリアは、黒基調でまとめられている。