クライスラー日本は8月1日、ジープ『チェロキー』の燃料タンクに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、ジープ『チェロキー』1車種で、2001年7月6日~2007年6月11日に輸入された4379台。
車両後部に組み付けられた燃料タンクにおいて、特殊な状況で追突を受けると、燃料タンクが破損し、燃料漏れが発生することがある。そのため、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。なお、衝突時等における燃料漏れ防止の技術基準を満たしているが、乗員の安全性を向上させるためにリコールを行う。
全車両、燃料タンクガードを装着する。なお、本対策に必要な部品の準備に時間を要することから、当面の措置として、まずは使用者に対しダイレクトメールにより連絡を行い、対策部品の準備が整う9月下旬頃より再度連絡を行う。
不具合および事故は起きておらず、本国からの情報により発見した。