トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は8月1日、7月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は21万5802台。前年同月比は11.6%増と、5か月連続で前年実績を上回った。
トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、今秋の改良新型投入を控えながら、3万9888台。前年同月比は14.7%増と、5か月連続のプラスとなった。2013年に新型を投入した『カローラ』は、26%増の3万0833台と、4か月連続で増加。一方、『プリウス』は、11.2%減の2万0675台と、2か月連続で減少する。
トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が、前年同月比37.1%増の2万6779台と月販新記録。中型SUVの『ハイランダー』も、新型投入により4.1%増の1万1357台と好調。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、5%増の1万0312台と、2か月ぶりに増加した。
レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比14.5%増の9658台と、5か月ぶりに回復。『IS』は、24.7%増の4542台と、大幅増を維持する。『GS』は2001台を売り上げ、前年同月比は16.2%増と3か月ぶりのプラス。大幅改良を受けたばかりの『CT』は、51.5%増の1979台と3か月連続で増加する。
トヨタ自動車の2014年1-7月米国新車販売は、前年同期比6.1%増の138万1409台。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「月販新記録のRAV4や2桁増のカムリやカローラが牽引し、トヨタは7月、個人向け販売のナンバーワンブランドになった」と語っている。