韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は8月11日、新型『i20』の概要を明らかにした。実車は10月、フランスで開催されるパリモーターショー14で初公開される。
i20は2008年秋、パリモーターショー08でデビュー。フォルクスワーゲン『ポロ』やトヨタ『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)などと競合する欧州Bセグメントのコンパクトカーが、i20。
ボディタイプは、5ドアと3ドアの2種類。2012年3月、ジュネーブモーターショー12では、デビューから3年を経て、初の大幅改良を受けている。
8月11日、ヒュンダイが発表した新型『i20』は、2世代目モデル。ドイツの欧州デザインセンターが手がけたスタイルには、ヒュンダイのデザイン言語、「フルーデリック・スカルプチャー」(流体彫刻)の最新版、「フルーデリック・スカルプチャー2.0」が導入された。
また、新型i20には、新世代の車台を採用。ホイールベースは2570mmで、先代比で45mm延長。この効果で、室内は前後のレッグルームを、クラス最長の1892mmに。トランク容量も、後席が通常状態で、クラスをリードする320リットル(VDA計測法)を確保している。