トヨタ自動車の主力中型セダン、『カムリ』。同車の現行モデルが間もなく、ロシアで大幅改良を受けることが分かった。
これは8月18日、トヨタロシアが公式Facebookページで明らかにしたもの。「8月27日に開幕するモスクワモーターショー14において、改良新型カムリを初公開する」と発表している。
現行カムリに関しては2014年4月、ニューヨークモーターショー14において、米国仕様が2015年モデルに進化。現行型のデビューから2年半を経て登場した初の大幅改良車で、およそ2000点もの部品が刷新された。
外観は、ルーフ以外のパーツを一新。前後マスクも大幅にイメージチェンジし、従来よりもスポーティな雰囲気を強調する。全長は45mm大型化。インテリアは、ソフトタッチ素材を採用するなどして、プレミアム感が引き上げられている。
ロシアや欧州向けのカムリは、フロントマスクなどが米国仕様とは異なる。トヨタロシアは公式Facebookページを通じて、改良新型カムリの予告イメージを1点配信。トヨタロシアは、「30年の歴史を備え、世界80市場で販売されるカムリ。新しいカムリの初公開に向けて、準備はいいか?」とコメントしている。