スバル(富士重工)が、米国市場で発売したばかりの新型『レガシィ』。同車が米国において、最高の衝突安全性能を認められた際の映像が、公開されている。
これは8月19日、米国のIIHS(道路安全保険協会)が公式サイトを通じて配信したもの。新型レガシィで実施した、「スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テストの映像を公開している。
スモールオーバーラップ衝突テストは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつけるテスト。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだが、車体のメインフレームよりも外側に強い衝撃が加わるため、厳しい判定を下される車種が多い。
新型レガシィのIIHSの衝突テストでは、通常の前面衝突、側面衝突、ルーフ強度テスト、追突時のむち打ち確認テストの4つのテストで、最高のGOOD(優)評価。同様に、スモールオーバーラップテストでも、全ての項目で、最高のGOOD(優)評価を得た。IIHSは、「ドライバーの生存空間は充分に確保」とコメント。
通常の衝突テストに、スモールオーバーラップテストの判定を加えた結果、新型レガシィはIIHSからトップセーフティピック+に認定された。同車の優れた安全性は、動画共有サイト経由で見ることができる。