8月27日、ロシア モスクワ郊外のクロッカス・エキスポにて、「モスクワモーターショー2014」(Moscow International Automobile Salon)が開幕した。
10回目を迎える同ショーには50以上のブランドが出展。トヨタやダットサン、ルノーなど9つのワールドプレミアと43のロシアプレミアが予定されている。
ダットサンは4月に発表した『on-DO』(オン-ドー)に加え、初公開のモデルも用意する。三菱自動車は『アウトランダーPHEV』を出展し、自社の方向性をアピール。
欧州勢もラインアップを揃え、乗り込んできた。メルセデスベンツは一つのホール全体を使用した大型ブースにて『CLS 63 AMG』『S 65 AMGクーペ』などを発表。BMWも『1シリーズ』から『i8』までがずらりと並ぶ。
インフィニティのプレスカンファレンスでは『Q50 オールージュ』が登場した。
吉利汽車やチェリーブランドを展開する奇瑞汽車など、中国メーカーのブースも少なくない。
低迷する経済状況のなかでいかに販売台数を維持するか、各社攻勢をはかる。