【モスクワモーターショー14】三菱 アウトランダーPHEV、ロシア初公開…鏡面ボディで日本の美イメージ

自動車 ニューモデル モーターショー
三菱 アウトランダーPHEV(モスクワモーターショー14)
三菱 アウトランダーPHEV(モスクワモーターショー14) 全 8 枚 拡大写真

三菱自動車は、8月27日に開幕した「モスクワ国際モーターショー」に、『アウトランダーPHEV』をはじめ、コンセプトカー2台を含む合計12台を出品。日本の美を表現したステージをバックに先進技術をアピールした。

アウトランダーPHEVは、電気自動車『i-MiEV』のEV技術をベースに開発した、プラグインハイブリッドEVシステムを搭載するSUV。『パジェロ』譲りの走破性はもちろん、日常は環境に優しいEV走行、遠出はモーター主体のハイブリッド走行による高い環境性能と優れた経済性を実現した。ロシアでは2014年9月から販売を開始する。

今回のショーでは、鏡面のように磨き上げられたシルバーのボディをまとい、背景の赤富士とともに日本の美を表現した。

同社はそのほか、『MITSUBISHI Concept GC-PHEV』と『MITSUBISHI Concept XR-PHEV』のコンセプトカー2台も出品する。Concept GC-PHEVは、3リッターV6スーパーチャージドMIVECエンジン、8速AT、高出力モーター、大容量バッテリーなどで構成するFRタイプのPHEVシステムを搭載するフルタイム4WDの次世代大型SUV。一方、Concept XR-PHEVは、ダウンサイジングコンセプトを取り入れた1.1リッター直噴ターボチャージドMIVECエンジン、軽量・小型・高効率モーター、大容量バッテリーなどで構成するFFタイプのPHEVシステムを採用した次世代コンパクトSUVだ。

同日行われたプレスブリーフィングにおいて相川哲郎社長は、「当社は、中期経営計画 New Stage 2016 を発表し、新たな成長ステージに向けて取り組んでいる。この計画達成のためにロシアを最重要市場の一つと位置づけている」と述べたうえで、「アウトランダーPHEVは、EV技術、SUVのノウハウ、そして四輪駆動・四輪制御技術、これら全ての集大成であり、ツインモーター4WDのPHV車としては世界唯一のクルマだ」と語った。

《纐纈敏也@DAYS》

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