ロシア自動車最大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」は8月27日、ロシアで開幕したモスクワモーターショー14において、『ベスタ』のプロトタイプ車を初公開した。
アフトワズは、1966年に設立されたロシアの老舗自動車メーカー。2012年5月には、ルノー日産の傘下に入り、ルノー日産のロシア戦略の重要な担い手となっている。
モスクワモーターショー14において、初公開されたベスタのプロトタイプ車は、新型の4ドアセダン。アフトワズとルノー日産によって共同開発され、近い将来、ロシアのB/Cセグメントに投入される。
フロントマスクは、ラーダ車に共通する雰囲気を持たせた。前後フェンダーのキャラクターラインは、ドア部分にまで回り込んでおり、これがベスタに明確な個性を与えている。
モスクワモーターショー14で初公開されたのは、プロトタイプ車。アフトワズは、「2015年秋、ロシア・イジェフスク工場で生産を開始する予定」と説明している。