青い森鉄道のフリー切符、全国コンビニで発売

鉄道 企業動向
「青い森ホリデーフリーきっぷ」は駅員がいる駅で発売しているが、9月19日からは全国のコンビニでも購入できるようになる。写真は青い森鉄道線の三沢駅。
「青い森ホリデーフリーきっぷ」は駅員がいる駅で発売しているが、9月19日からは全国のコンビニでも購入できるようになる。写真は青い森鉄道線の三沢駅。 全 2 枚 拡大写真

青い森鉄道はこのほど、同社のフリー切符「青い森ホリデーフリーきっぷ」を全国のコンビニエンスストアでも発売すると発表した。

コンビニ発売分の当面の発売期間は9月19日から12月21日まで。利用期間は9月20日から12月21日までの土曜・休日に限られる。青い森鉄道によると、12月22日以降の発売は決まり次第、案内するとしている。

それ以外は通常の「青い森ホリデーフリーきっぷ」とほぼ同じで、発売額は大人2060円・子供1030円。全国のローソン・ファミリーマート・サークルK・サンクス・ミニストップ・セブン―イレブンに設置されている情報端末機を使って申込券を発券し、レジで支払って切符を受け取る。

「青い森ホリデーフリーきっぷ」は、青い森鉄道線の青森(青森市)~目時(三戸町)間121.9kmが土曜・休日などに限り、1日自由に乗り降りできるフリー切符。同区間の普通運賃(大人・片道)は3120円で、全区間を片道利用するだけでも「ホリデーフリー」の方が約1000円安くなる。

現在は駅員がいる駅の窓口のみで発売しており、無人駅から利用する場合はあらかじめ購入しておく必要がある。今回、JTBグループでインターネット販売事業を手がけるi.JTBの協力により、コンビニでの販売を実現。青い森鉄道は「コンビニでの発売により購入機会が増えることで、さらに多くのお客様に便利にご利用いただけます」としている。

《草町義和》

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