ホンダは、ドイツ・ケルンで開催された「インターモト2014」で、『VFR800X クロスランナー』と『CBR300R』の2モデルを発表した。
クロスランナーは、2011年に市販開始されたアドベンチャースポーツツアラーで、今回発表された新型は、 2014年に再登場した『VFR800F』の技術を取り入れた改良型である。
プロジェクトリーダー(LPL)の稲山洋一さんは「日常的な使用で楽しめて、活動を起こしたくなるような性格の車輌を目指しました」と語る。アドベンチャーと言えども、シート高は815/835mmの調整式で、多くの人にとって親しみやすいモデルとなっている。
また、単気筒ロードスポーツのCBR300Rは、2014年型として国内向きに登場した『CBR250R』の欧州向け拡大版である。250Rと同様に、エンジンもスタイリングもリファインされての登場だ。
プレゼンテーションでは、今年のWSS(スーパースポーツ世界選手権)の覇者であり、鈴鹿8耐でも優勝を果たしたマイケル・ファン・デル・マーク選手が、ゲスト出演した。