米国の自動車最大手、フォードモーターが米国市場に投入したばかりの新型フォード『マスタング』。同車が早くも、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは10月17日、フォードモーターが明らかにしたもの。米国市場において、2015年モデルとして発売された新型マスタングのリコールを発表している。
今回のリコールは、シートベルトの不具合が原因。フォードモーターによると、新型マスタングの助手席シートベルトバックルの組み付けに問題があり、助手席の着座センサーが誤作動する可能性があるという。
助手席の着座センサーが誤作動した場合、乗員が大人か子どもかの判断が正しく行えず、助手席エアバッグの展開時、乗員が負傷するリスクが増すとしている。
リコールの対象となるのは、新型マスタングの初期納車分の53台。フォードモーターは、「この不具合による事故や負傷者の報告は受けていない」と説明している。