JAF(日本自動車連盟)は、JAF会員を対象に「タイヤの空気圧に関するアンケート」を実施、その結果を発表した。
調査結果によると、36%の人が自分の車の指定空気圧を知らず、推奨されている毎月1回空気圧チェックを行っている人は、14%に満たないことが分かった。
JAFの年間ロードサービス救援件数の推移をみると、近年、総実施件数は減少しているものの、「タイヤのパンク」による救援は増加。その一つの要因として、セルフ式ガソリンスタンドが増加したことにより、タイヤ空気圧をチェックしてもらう機会が減ったことが考えられるという。
タイヤの空気圧が低い状態で走行すると、パンクの危険性が高まるだけでなく、転がり抵抗が大きくなって燃費も悪化する。JAFでは、ホームページでセルフ式ガソリンスタンドにも設置されている空気補充機の使用方法を紹介するなど、ドライバーに対して定期的なタイヤチェックを行うよう呼び掛けている。