タカタは、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が10月20日、タカタ製エアバッグ部品の交換を促す異例の声明を発表したのに対して「今回の件を真摯に受け止め、当局並びに修理を実施する自動車メーカーに対して全面的に協力する」とのコメントを発表した。
NHTSAは、タカタ製エアバッグの展開が原因で新たな死者が出たことから、タカタ製エアバッグを搭載した車両のユーザーに早急に修理するよう求める声明を発表した。これを受けてタカタは、リコールの実施率アップに協力する姿勢を示した。
タカタでは、今回の声明の対象となっている474万台の交換費用は、今年8月7日に発表した2014第1四半期(4-9月)決算における製品保証引当金に繰り入れられており、新たな費用発生はごく一部としている。
詳細は現在精査中で、確定次第開示する。