防衛省、オスプレイの機体整備向けに木更津駐屯地の格納庫を開放

航空 行政

防衛省は、日米ティルト・ローター機で共通の整備基盤を構築するため、陸上自衛隊木更津駐屯地の格納庫を整備受託企業に開放すると発表した。

米軍は、普天間飛行場に配備している米海兵隊オスプレイの定期機体整備を2017年ごろから外注する方針で、入札に関する公示して、企業から提案を募集する。

一方で、防衛省は、陸上自衛隊にティルト・ローター機を導入する計画で、米海兵隊オスプレイと共通の整備基盤を日本国内に確立することが、陸上自衛隊ティルト・ローター機の円滑な導入、日米安保体制の円滑、効果的な運用、整備の効率化の観点から必要と判断。

このため、陸上自衛隊木更津駐屯地の格納庫を、米海兵隊オスプレイの定期機体整備のため、国内企業に開放し、将来の陸上自衛隊ティルト・ローター機の定期機体整備も同駐屯地であわせて実施することにした。

防衛省では、米軍による入札を前に、国内企業が木更津駐屯地の格納庫を用いた提案を行えるよう、今後、同格納庫の利用に関する公募手続を実施する予定。

《レスポンス編集部》

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