【ロサンゼルスモーターショー14】BMW X5 と X6 新型に最強の「M」…4.4リットルV8ツインターボは575hp

自動車 ニューモデル 新型車
新型 BMW X5M と X6M
新型 BMW X5M と X6M 全 10 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、BMWは10月30日、新型『X5M』と『X6M』の概要を明らかにした。実車は11月、米国で開催されるロサンゼルスモーターショー14で初公開される。

両社はBMWのSUV、新型『X5』と新型『X6』の頂点に位置。BMWの高性能車部門、BMW Mが、さらなるパフォーマンスを追求したモデル。X5とX6に、ガソリンエンジンの「M」が設定されるのは、先代に続いて2度目となる。

ハイライトは、さらに強化されたエンジン。直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボユニットは、各部のチューニングにより、最大出力575hp/6000-6500rpmを獲得。先代比で、4%引き上げられた。最大トルクは76.5kgm/2200-5000rpm。先代比で7.1kgm、率にして10%向上。BMWは、「BMWの歴代4WD車で、最もパワフルなユニット」と説明する。

トランスミッションは、先代の6速ATから、新開発の8速AT、「Mステップトロニック」に進化。「ドライブロジック」と呼ばれるデュアルクラッチトランスミッションのノウハウを応用し、素早い変速と燃費向上を追求した。

4WDシステムは、引き続き、「xドライブ」。ただし、新型では、「ダイナミック・パフォーマンス・コントロール」と命名されたドライビングダイナミクスシステムを採用。また、前後の駆動力配分は、走行条件や路面の状態に応じて、0対100から100対0の間で変化する。

強化されたエンジンと新開発トランスミッション、進化した4WDシステムを得た新型X5Mと新型X6Mは、0-100km/h加速4.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)と、SUVとして異例のパフォーマンスを実現。それでいて、燃費とCO2排出量は、先代比でおよそ20%改善させた。もちろん、内外装には、M車に相応しい演出が施されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. かつての『ハイラックスサーフ』、15年ぶりのモデルチェンジへ…トヨタが予告
  2. 今スズキの250ccスポーツが面白い!快適ツアラーな『GSX250R』に俊足エクスプレスの『ジクサーSF250 / 250』もPR
  3. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  4. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  5. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  6. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  7. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  8. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  9. マットブラックのカスタムハイエース、限定20台で発売決定
  10. BYDが高級ブランド デンツァ『D9』の先行受注を開始! 同じ右ハンドル市場の日本投入は?…バンコクモーターショー2024
ランキングをもっと見る