日産自動車が2013年11月、欧州で発表した新型『キャシュカイ』。同車に1.6リットルターボの新グレードが追加された。
これは日産自動車の欧州法人、欧州日産が明かにしたもの。新型キャシュカイに、「DIG-T 163」と呼ばれる新型ガソリンエンジンを搭載する、と発表している。
新型キャシュカイは、日本では『デュアリス』として販売されてきたSUVのモデルチェンジ版。日本市場では、デュアリスは新型『エクストレイル』に統合されたため、新型キャシュカイは日本に導入されない。
今回、欧州日産が発表した「DIG-T 163」は、直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ。最大出力は163ps/5600rpm、最大トルクは24.5kgm/2000-4000rpmを発生する。
動力性能は、0-100km/h加速9.1秒、最高速200km/hの実力。欧州複合モード燃費は17.2km/リットル、CO2排出量は134g/kmと、環境性能は良好。排出ガス性能は、ユーロ6を満たす。欧州日産は、「現行キャシュカイ シリーズで最速」と説明している。