マツダの欧州法人、マツダモーターヨーロッパは12月16日、スイスで2015年3月に開催されるジュネーブモーターショー15において、『CX-5』の2015年モデルを、欧州初公開すると発表した。
CX-5の2015年モデルは2014年11月、米国で開催されたロサンゼルスモーターショー14でワールドプレミアされた改良新型モデルの欧州仕様。2012年に発売されたCX-5にとっては、デビュー以来、初めての大幅改良車となる。
その内容は、内外装の変更、安全装備の充実、新世代ヘッドライトシステム「アダプティブLEDヘッドライト(ALH)」の採用など。7インチのタッチパネルモニターを核とした最新の車載コネクティビティ、「マツダ コネクト」も設定される。
欧州仕様の2015年モデルでは、2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン「SKYACTIV- G」と、「i-ELOOP」の組み合わせが初めて実現。「ドライブ・セレクション」と呼ばれるドライブモード切り替えシステムも採用された。
マツダモーターヨーロッパは、「サスペンションを改良。乗り心地や静粛性を向上させた」とコメントしている。
また同ショーでは、すでに日本での改良も発表している『アテンザ(海外名:マツダ6)』の欧州プレミアも予定している。