ホンダの高級車ブランド、アキュラが米国市場に投入した新型スポーツセダン、『TLX』。同車がリコール(回収・無償修理)を実施する。
これは12月19日、ホンダの米国法人、アメリカンホンダが明らかにしたもの。2015年モデルのアキュラTLXに関するリコールを発表している。
今回のリコールは、9速ATの不具合が原因。アメリカンホンダによると、アキュラTLXの9速ATのシフトレバーをパーキング位置に動かした際、実際にはギアがパーキングに入っておらず、車両が動き出す可能性があるという。
リコールの対象となるのは、2015年モデルのアキュラTLXのV6エンジン搭載車の一部。米国で販売されたおよそ9500台が、リコールに該当する。
アメリカンホンダでは、対象車を保有する顧客に連絡。アキュラ販売店で9速ATの点検を実施し、対策品と交換するリコール作業を行うとしている。