レクサスは2015年1月13日、米国で開催中のデトロイトモーターショー15において、『GS F』をワールドプレミアした。
GS Fはレクサスの高性能車、「Fモデル」の最新作。『RC F』に続いて、レクサスのスポーツイメージを、さらに強化することを目指す。ベース車両はレクサス『GS』。
パワートレインは、RC F譲り。2UR-GSE型 直噴5.0リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンは、北米仕様の場合、最大出力473ps/7100rpm、最大トルク53.7kgm/4800-5600rpmを引き出す。
高出力を実現するとともに、自然吸気エンジンならではのリニア感やレスポンスの良さを追求。レクサスによると、定常走行域では、アトキンソンサイクルとすることで燃費や環境性能も向上させているという。
トランスミッションは、8速「SPDS」。Mポジション時には、最短で0.1秒での変速を可能にする。専用設計のサスペンションは、スポーツ走行時の路面に吸い付くような高い操縦安定性と、一般道での快適な乗り心地を両立する。
外観は、ベース車両のレクサスGSに対して、フロントの大型スピンドルグリル、大型エアダクト、CFRP製グリルロアモール、リアスポイラーによって、冷却&空力性能を向上。4連エキゾーストディフューザーも、専用アイテム。アルミホイールは専用の19インチ。フロント255/35R19、リア275/35R19タイヤを装着している。