2015年1月12日、米国で開幕したデトロイトモーターショー15。ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェのブースでは、『911タルガ4 GTS』がワールドプレミアを飾った。
同車は、オリジナルの『911タルガ』の誕生50周年を祝うモデル。初代911タルガは、1965年に誕生した。脱着式ルーフを装備しており、頭上部分だけがオープンになるという、クーペとカブリオレの中間的キャラクターが特徴。最新型では、「タルガバー」と呼ばれる個性的デザインを採用。このタルガバーはシルバーで仕上げられており、初代911タルガを連想させるものとした。
デトロイトモーターショー15で初公開された911タルガ4 GTSは、2014年のデトロイトモーターショー14で発表された新型『911タルガ4』をベースに、さらなる高性能を追求したモデル。ポルシェ各車に広く設定されている「GTS」が、新型911タルガ4にもラインナップ。
パワートレインは、『911タルガ4S』用がベース。3.8リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンは、最大出力を400psから430ps/7500rpmに、30ps引き上げられた。最大トルクは44.9kgm/5750rpmで不変。
動力性能は、一級。911タルガ4 GTS はPDKの場合、0-100km/h加速4.3秒(スポーツプラス)、最高速301km/hの性能を備えている。