島原鉄道、2月16日から南島原駅舎の解体に着手

鉄道 企業動向
現在の南島原駅舎。大正時代に建造された趣のある駅舎で改修による対応も検討したが、老朽化とシロアリ被害が激しく、このほど解体されることになった。
現在の南島原駅舎。大正時代に建造された趣のある駅舎で改修による対応も検討したが、老朽化とシロアリ被害が激しく、このほど解体されることになった。 全 3 枚 拡大写真

島原鉄道は2月16日から、南島原駅(長崎県島原市)の駅舎解体工事に着手する。これに先立ち同社は解体前の駅舎の一般公開を実施。記念グッズの販売も行う。

現在の南島原駅構内は、長崎県が整備する臨港道路が通ることになったことから、乗務区事務所と排水処理施設、揚水施設を移転する必要が生じた。このうち乗務区事務所は用地の確保が困難なため、駅舎を建て替えた上で駅舎内に移転させることになった。

南島原駅舎は大正時代に建築された歴史的価値のある木造駅舎であることを考慮して、一時は改修も考えられたが、費用の面で建替えが妥当と判断した。新駅舎は可能な限り現駅舎の雰囲気を残したものにするという。

駅舎の一般公開は解体直前の2月13~15日に実施。13日は13~17時、14・15日は9~17時に公開される。ホームにはメッセージを書き込める寄せ書きも設けられる。

このほか、2月12日からは「南島原駅建替え記念(硬券付き)『南島原駅ペーパークラフト』」(800円)が本諫早・愛野・多比良・島原・南島原各駅で発売される。郵送による販売も受け付ける。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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