2月12日に米国で開幕する「シカゴモーターショー2015」。三菱自動車が、同ショーでの発表を予告していた「ザ・リターン・オブ・ザ・レジェンド(伝説の復活)」の正体が判明した。
これは2月9日、三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカが明らかにしたもの。同社は「シカゴモーターショー15で発表するザ・リターン・オブ・ザ・レジェンドとは、『コンセプト GC-PHEV』」と公表している。
コンセプト GC-PHEVは2013年秋、東京モーターショー13でワールドプレミア。3.0リットルV型6気筒スーパーチャージー「MIVEC」エンジン、8速オートマチックトランスミッション、高出力モーター、大容量バッテリーなどで構成するFRタイプのPHEVシステムを搭載。オールラウンドSUVに相応しい走りを実現するフルタイム4WDの次世代大型SUVを提示したのが、コンセプト GC-PHEVだ。
また、コンセプト GC-PHEVには、次世代の情報システムを活用したコネクティッドカー技術と、予防安全技術を導入。危険を察知して安全機能を的確に作動させる安全機能や、故障や異常を早期に発見して修理やメンテナンスを促す安心機能を採用した。
シカゴモーターショー15では、このコンセプト GC-PHEV が北米初公開を飾る予定。同社は、「コンセプト GC-PHEV が、三菱自動車の将来の米国計画にどのような関係があるのか、お見せしたい」と説明している。