日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは2月6日、米国で2月12日に開幕するシカゴモーターショー15において、『QX80リミテッド』を初公開すると発表した。
QX80は、インフィニティブランドのフルサイズラグジュアリーSUV。現行モデルは2世代目で、2010年4月、ニューヨークモーターショー10で発表された。デビュー当初のネーミングは、『QX56』。2012年12月、インフィニティは2014年モデル以降の新ネーミング戦略を発表。これに伴い、QX56はQX80に車名を改めている。
2014年春、ニューヨークモーターショー14で発表された2015年モデルは、QX80にとって、初の大幅改良モデル。フロントマスクは、ダーククローム仕上げのグリルやダークフィニッシュのLEDヘッドライトを新採用。バンパーも新デザインで、イメージを大きく変えることに成功した。リアはテールランプの配色パターンを変更。足元は、新形状の22インチアルミホイールで引き締められた。
搭載エンジンは、引き続き直噴5.6リットルV型8気筒ガソリン。最大出力400ps、最大トルク57.1kgmを発生する。トランスミッションは7速AT。駆動方式は、オールモードAWDと呼ばれる4WDとなる。
シカゴモーターショー15で初公開されるQX80リミテッドは、限定生産車。通常のQX80に対して、内装のクラフトマンシップを追求。快適性や利便性を高める装備が追加されている。