阪神電気鉄道は2月17日、阪神本線西宮市内連続立体交差事業の鳴尾工区について、武庫川~甲子園間の下り線を3月14日の初発から高架に切り替えると発表した。
鳴尾工区は武庫川駅から甲子園駅まで約1.87kmの線路を高架化するもの。中間の鳴尾駅が高架駅になるほか、6カ所の踏切が解消される。総事業費は約297億円で、2003年の都市計画決定・事業認可を経て2009年から工事に着手している。
仮線への切替は上下線とも2012年10月までに完了し、このほど下り線の高架切替が実施されることになった。上り線の高架切替は2016年度の予定。2018年度には側道の整備などを含む全ての事業が完了する予定だ。