イタリアのフィアットは3月3日(日本時間3月3日夕方)、スイスで開幕するジュネーブモーターショー15において、フィアット『ドブロ』の「トレッキング」を初公開する。
初代ドブロは2001年に発表。広大な室内スペースが特徴の小型MPV&商用バンで、累計販売台数は約100万台というヒットを記録した。2代目となる現行ドブロは、2009年に誕生。クラス最大級の室内空間を備えた3列シート/7名乗りの小型MPV。
2代目ドブロは、クラス最大級の室内空間にいっそうの磨きをかけた。プラットホームは一新され、ホイールベースは2755mmとクラス最長を確保。3列シートに7名がゆとりを持って乗車できる空間を実現している。荷室容量も、7名乗車状態で790リットル(VDA計測法)と充分。
ジュネーブモーターショー15で初公開されるドブロのトレッキングは、ドブロに追加される派生モデル。すでにフィアットは、『500L』の欧州仕様に、トレッキングを用意。これと同じく、車高を引き上げて多少のオフロード走行に対応させたSUVとなる。
車高はベース車に対して、10mmアップ。スキッドプレートを組み込んだ専用バンパーをはじめ、樹脂製サイドモール、専用の16インチアルミホイール、オールシーズンタイヤなどを装備している。