近江鉄道220形、3月13日限りで「卒業」

鉄道 企業動向
3月13日限りで定期運用を終了する220形の「卒業式」の案内。吊り掛けモーターとエアサスの組み合わせという、全国的にも珍しい構造の電車だった。
3月13日限りで定期運用を終了する220形の「卒業式」の案内。吊り掛けモーターとエアサスの組み合わせという、全国的にも珍しい構造の電車だった。 全 1 枚 拡大写真

近江鉄道は3月5日、220形電車の定期運用を3月13日限りで終了すると発表した。これに伴い「卒業式」と題した引退記念イベントを開催する。

220形は1991年から1996年にかけて、6両が近江鉄道の彦根工場で製造された。中古の吊り掛けモーターなどを流用しつつ車体は新造し、台車は空気バネ方式(エアサスペンション)を採用。吊り掛けモーターとエアサスの組み合わせは全国的にも珍しいという。また、近江鉄道の電車としては初めて冷房を搭載した。現在は4両が運用されているが、老朽化のため定期運用から離れることになった。

最終日の3月13日は、多賀大社前11時31分発~彦根11時47分着の列車で定期運用を終了する予定。その後、14時30分に彦根駅を発車し、15時26分に同駅に戻る臨時列車『アンコール号』として運行される。また、11時30分から彦根駅改札内で記念商品を販売するほか、『アンコール号』の彦根到着時に「卒業証書」を授与するなどのイベントを行う。

記念商品は、「さよなら220形 定期運用終了記念乗車券・入場券」(860円)や、「吊り掛けモーター録音CD」(1500円)などが販売される。

《草町義和》

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