ハーレーダビッドソン初の電動モーターサイクル『Project LIVEWIRE』。同社は昨年6月から、デビューの興奮も冷めやらぬまま全米30都市のディーラーをめぐる試乗ツアーを実施してきたが、ついにそのウェーブが全世界に広がっていこうとしている。
その第1弾として、2月25日から3月4日にかけて、マレーシアのセパンインターナショナルサーキットにて、アジア各国のメディアとユーザーを招く限定試乗会「Project LiveWire Experience」を開催。日本からも40名ほどが参加した。
さらに5月から8月にかけて、ヨーロッパ全土のライダーを対象とした Project LiveWire Experience がイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オランダの5か国のうちいずれかの地域で開催される予定となっていることもわかった。
また、4月にはアメリカとカナダのハーレーダビッドソン・ディーラー13か所でユーザー向けのイベントも再スタート。2015年の Project LiveWire Experience は、3大陸8か国にまたがって実施される。
今後について、ハーレーダビッドソンの担当者は「お客様が最も重視することによって、方向性を決めます。EVテクノロジーは急速に進化しているため、当社が Project LiveWire Experience で大いに期待しているのは、ライダーから多くの情報を得て、テクノロジーの進化に伴い、この市場における成功とは何かを的確に把握することです」という。
ユーザーのフィードバックは、2014年ですでに1万5000超に達していて、フロリダ・マイアミでは、6800人以上の中南米のユーザーにも意見や要望を聞いている。