トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は3月11日、『RAV4 EV』を、リコール(回収・無償修理)すると発表した。
RAV4 EVは、先代『RAV4』(日本では現行型)をベースに開発されたEV。米国市場で販売されている。
今回のリコールは、駆動モーターの不具合によるもの。米国トヨタ販売によると、駆動モーターシステムのソフトウェアに不具合がある可能性があり、ギアが突然、ニュートラルになる恐れがあるという。
走行中にギアがニュートラル状態になると、駆動力が失われ、最悪の場合、事故のリスクが増すとしている。
リコールの対象となるのは、2012-2014年モデル。米国で販売されたおよそ2500台が、リコールに該当する。
米国トヨタ販売は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で駆動モーターシステムの改修するリコール作業を行う。なお、米国トヨタ販売は、「この不具合による事故や死傷者の報告は受けていない」と説明している。