キャセイパシフィック航空は6月1日から香港=モスクワ路線を運休する。
運休について、同航空は「採算が取れないため」と説明。ロシア路線は不振が続き、高い運航コストも負担になっているとのこと。既に6月以降の予約を入れた利用者には代替措置を講じる。なお、モスクワを含むロシアの都市との接続性は、ワンワールド加盟航空会社の運航便を通じて維持される。
同航空は、今後の欧州路線について、新規就航・増便路線を増やしていくとしている。昨年12月にマンチェスター路線を開設し、3月29日からはチューリッヒ直行便、9月1日からはデュッセルドルフ直行便の運航開始を予定。