フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンのシトロエンブランドは4月8日、コンセプトカーの『エアクロス』の概要を明らかにした。実車は4月20日、中国で開幕する上海モーターショー15で初公開される。
同車は、シトロエンが95年前に創業以来、世界累計販売台数が5000万台に到達したのを記念して、開発されたコンセプトカー。独創的で力強いSUVを提示した1台が、エアクロスとなる。
エアクロスのボディサイズは、全長4580mm、全幅2100mm、全高1730mm、ホイールベース2800mm。市販車の『C4カクタス』よりも、ひと回り大きい。C4カクタス同様、個性的なデザインが特徴。
パワートレインは、プラグインハイブリッド(PHV)。エンジンは、1.6リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力218ps、最大トルク28kgmを発生。モーターは、最大出力95ps、最大トルク20.4kgmを引き出す。
二次電池は、リチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大50kmをゼロエミッション走行できる。この効果もあり、エアクロスは、欧州複合モード燃費58.8km/リットル、CO2排出量39g/kmの優れた環境性能を実現している。