ホンダは4月8日、北米における生産体制を再編すると発表した。
今回の生産再編は、北米市場でのさらなる成長を目指して行われるもの。現地で需要の大きい車種の生産を、今まで以上に重視することで、顧客のニーズに応えていく。
具体的には、米国のオハイオでの生産体制を、2016年モデルから変更。オハイオのイーストリバティ工場の生産車種を見直し、『CR-V』とアキュラ『RDX』の需要に見合う生産能力を確保する。
また、2017年の初頭からは、アキュラ『MDX』の生産もイーストリバティ工場で開始し、北米で販売が伸びているライトトラック系車種の生産量を増やす。
一方、オハイオのメアリーズビル工場で現在、組み立てられている北米向け『アコードハイブリッド』の生産を、日本の埼玉県狭山工場へ移管。メアリーズビル工場は、北米の人気車種、『アコードセダン』、『アコードクーペ』、アキュラ『TLX』、『ILX』の生産に注力していく。