ドイツの高級車、BMWのフラッグシップサルーン、『7シリーズ』。同車の次期型に関して、開発プロトタイプ車の画像が公開された。
これは4月17日、BMWが明らかにしたもの。次期7シリーズの開発プロトタイプ車の画像を配信すると同時に、次期型の一部情報を公表している。
すでにBMWは、次期7シリーズについて、カーボンファイバーなどの素材を積極採用して、軽量化することを発表済み。今回、BMWは、その具体的数値として、「現行比で、最大130kg軽量化する」と宣言した。
大幅な軽量化を実現した大きな要因が、電動化技術に特化した新ブランド、「i」の技術を応用したカーボン構造。これに、CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を組み合わせることで、大幅な軽量化を果たす。
現行7シリーズは日本仕様の場合、車両重量は最も軽い「740i」で1950kg、最も重い「760Li」で2310kg。最大130kg軽くなる次期型では、ベースグレードで1800kg台の重量に抑えられることになる。