タンデム仕様のシトロエン DS、5月10日まで…東京都現代美術館

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「ガブリエル・オロスコ 内なる複数のサイクル」(東京都現代美術館)
「ガブリエル・オロスコ 内なる複数のサイクル」(東京都現代美術館) 全 6 枚 拡大写真

メキシコ出身の芸術家であるガブリエル・オロスコ氏の展示会「ガブリエル・オロスコ 内なる複数のサイクル」が東京都現代美術館にて開催されている。一番の見どころは、シトロエン『DS』を改造した彼の代表作『La DS カーネリアン』だ。

このDS、オロスコ氏が93年に発表した『La DS』をもとに、20年の時を経て再度制作したもの。ボディは大胆に左右に切断され超ナローボディに改造。4座シートは前後のタンデムシートになってはいるが、ホイールベースはそのままなので、長く細いスタイリングとDS特有の前後に絞られたシェイプが見る者に強烈なインパクトを与えてくれる。

93年当時、オロスコ氏はフランスで開催される展覧会のため、制作に当たり数あるフランス車のなかからDSをチョイス。その後も「宇宙の中で万物が流転し循環する」コンセプトに基づいた作品群は話題を呼び、幾何学的なデザインと構図センスは現代の芸術家にも大きな影響を与え続けている。

オロスコ展は5月10日まで。単独観覧は大人1100円、「山口小夜子展」「他人の時間展」との企画展3種セット券で2600円。

《北島友和》

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