トヨタ自動車は5月13日、タカタ製エアバッグの不具合で、『カローラ』『ヴィッツ』などのリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
対象となるのは、『カローラ』『カローラランクス』『アレックス』『カローラフィールダー』『アルファードG』『アルファードV』『アルファード ハイブリッド』『イプサム』『オーパ』『ガイア』『ノア』『ヴォクシー』『ブレビス』『プロボックス』『サクシード』『マークII』『ヴェロッサ』『マークIIブリット』『WiLL サイファ』『WiLL VS』『ヴィッツ』『ヴェルタ』『RAV4J』『RAV4L』の計24車種で、2003年7月31日~2007年3月30日に製造された135万7228台。
助手席用(RAV4およびヴィッツの一部は運転者席用)エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、市場回収品を調査した結果、インフレータ容器に気密不良のものがあることを確認。そのため、長期間使用する過程で大気中の水分がインフレータ内部に浸入し、ガス発生剤が吸湿してエアバッグ展開時に正常に展開しないおそれがある。
全車両、予防的措置として、当該インフレータを新品と交換する。なお、トヨタ自動車では、交換部品について、全数回収して原因調査を実施する。