ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェが5月22日に発表した『918スパイダー』のリコール(回収・無償修理)。米国では、日本市場のおよそ8倍の台数が、リコールされる。
これは5月22日、ポルシェの米国法人、ポルシェカーズオブノースアメリカが明らかにしたもの。918スパイダーに関するリコールの詳細を公表している。
ポルシェカーズオブノースアメリカによると、今回のリコールは、ラジエータファンの配線の取回しが適切でないことが要因。カーボンファイバー製の遮熱版によって、配線が損傷する可能性があるという内容。
米国では、このリコールの対象台数が223台。日本でのリコールの28台に対して、およそ8倍の台数がリコールに該当する。ちなみに、918スパイダーは世界限定918台を生産。
ポルシェカーズオブノースアメリカは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で点検を行い、部品を交換するリコール作業を実施する。ポルシェの最量販市場は、米国。それだけに、918スパイダーのリコール台数も、日本よりも膨らんだ形となった。