自動車部品メーカーのMBMリソーシズはアルミホイールの生産を強化し、2015年末までに月間の生産個数を現在の3万4,000個から20万個に増やす方針だ。
ラワンのアルミホイール製造拠点の拡張プロジェクトの第3期の完了を受けたもので、今年第4四半期には稼働を開始する。
2016年初頭までには年間生産能力が75万個にまで増える予定だ。現在の生産能力は年間50万個となっている。ローイ・コックルーン社長が16日、年次総会で明らかにした。
自動車メーカーからアルミホイールへの需要が増えており、昨年は市場全体で200万個のアルミホイールが新車に使われた。
MBMリソーシズの合弁会社、オリエンタル・メタル・インダストリーズ(M)(OMI)は先ごろ、プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)モデルへのホイール供給契約を受注した。
MBMリソーシズは今年の設備投資額を4,590万リンギとし、昨年の4,470万リンギから増やす計画だ。設備投資のうち、1,600万リンギはOMIの事業拡張に、400万リンギを伊イヴェコのショールーム建設に充てる。
今年第1四半期(1-3月)の同社の売り上げは5億9,174万リンギ、純利益は3,514万リンギだった。今後は販売後のサービスの強化を計画している。
(ザ・サン、6月17日)