キャデラック最強の「Vシリーズ」をいち早く手に入れる…ATS-V と CTS-V プレオーダー開始

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GMジャパン石井澄人社長とキャデラックCTS-V(左)&ATS-V(右)
GMジャパン石井澄人社長とキャデラックCTS-V(左)&ATS-V(右) 全 25 枚 拡大写真

ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン)は21日、キャデラック『ATS』と『CTS』にハイパワースポーツモデルの「Vシリーズ」を追加し日本導入するのに合わせ、「カスタム・プレオーダー・キャンペーン」を開始したと発表した。

新型『ATS-V』と新型『CTS-V』を対象に、同キャンペーン期間中に予約することで、自分好みのカスタムオプションを通常よりも安価に、いち早く手に入れることが可能となる。全国のキャデラック正規販売店で、8月23日まで受け付ける。

同キャンペーンでは、輸出仕様向け全てのオプションが選択可能。内外装色、ホイール、電動サンルーフをはじめ、カーボンファイバーエアロ&セーフティ(ATS-V)、カーボンファイバーエアロ&セーフティ(CTS-V)などから、カタログモデルにはない組み合わせで自分好みのVシリーズを仕上げることができる。

新型『ATS-V』は、キャデラックのエントリーセダンATSをベースに、Vシリーズ史上初のV6 3.6リットル ツインターボを搭載。最高出力は470ps、最大トルクは603Nmに達する。トランスミッションは、ローンチコントロールとパフォーマンス・アルゴリズム・シフトを搭載するパドルシフト付き8速オートマチックを採用。さらに、高い横Gに対し、最適な油圧と冷却性能を維持できる高性能潤滑システムも装備するなど、高い運動性能を発揮する。

新型『CTS-V』は、シボレーのスーパースポーツ『コルベット』の最上位モデル「Z06」に搭載されるエンジンをほぼそのまま移植したスーパーセダンだ。スーパーチャージド6.2リットルV型8気筒OHVエンジンは、最高出力649ps、最大トルク855Nmを発生。気筒休止機構も備え、クルーズ時には4気筒での走行も可能とするなど、エコ性能も高めた。トランスミッションは、ギア間のステップを小さくし、俊敏な変速を可能とした8速オートマチックを採用している。

GMジャパン石井澄人社長はATS-VとCTS-Vについて、「10年来活動しているキャデラックレーシングのテクノロジーを詰め込んだ“究極のスーパースポーツセダン”。だが、キャデラックの持つ快適性は犠牲にしていない。必ず期待にそえる、またある意味、想像を遥かに超えるクルマだ」とアピールする。

カスタム・プレオーダー・キャンペーンで予約注文した場合の価格は、ATS-Vが950万円から、CTS-Vが1290万円から。デリバリーは2016年第1四半期。

通常販売時のカタログモデルは、ATS-V スペックAが990万円、同スペックBが1090万円、CTS-V スペックAが1330万円、同スペックBが1495万円となる。カタログモデルの発売は2016年第1四半期以降。今回のキャンペーン利用で、車両本体として40万円お得に、かついち早く最新Vシリーズを手に入れることができる。

《宮崎壮人》

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