JR東海は7月22日、新型車両のキハ25形気動車2次車を紀勢本線と参宮線にも投入すると発表した。8月1日から両線での運用を開始する。これに伴い廃車を予定していた旧型車両はミャンマーに譲渡される。
キハ25形はJR東海の新型気動車で、2011年3月から1次車が営業運行を開始。2014年からは、シカ対策の衝撃緩和装置を搭載するなどの改良を加えた2次車52両の投入が進められている。
今回の紀勢本線・参宮線への2次車投入により、旧型気動車のキハ40系気動車41両とキハ11形気動車15両の計56両がミャンマー鉄道省に譲渡される。JR東海は2014年度にもキハ40系12両とキハ11形16両の計28両を譲渡しており、今年5月に現地に搬入。運用上必要となる改造工事を行った上で、7月から一部の車両が運転を開始している。