米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは7月21日、フォルクスワーゲンの新型ディーゼルエンジンに、ターボ技術を供給すると発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
ボルグワーナーがフォルクスワーゲンに供給するのは、2ステージターボチャージャー。フォルクスワーゲングループが新開発した2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」エンジンに、搭載される。
このエンジンは、最大出力が240hp、最大トルクが51kgmとパワフル。それでいて、欧州複合モード燃費は18.86km/リットル。排出ガス性能は、欧州の最新基準、ユーロ6を満たす。
ボルグワーナーターボシステムズのFrederic Lissalde社長は、「フォルクスワーゲングループとの長期に及ぶ協力関係の拡大は、喜ばしい限り」と述べている。