プジョー・シトロエン・ジャポンは一部メディア向けイベントの中で、今年10月末に開幕する東京モーターショーの出展概要を明らかにした。プジョーブランドからはクリーンディーゼル車の日本仕様を、シトロエンからは「ポップでカラフルなあのクルマ」として新型車『C4 カクタス』を日本で初公開する。
プジョー・シトロエン・ジャポン広報によると、プジョーからは日本市場に導入予定のクリーンディーゼル車を正式に発表する。欧州プレミアムブランドを中心にクリーンディーゼル車の積極投入が続いており、プジョーもこの波に乗り販売に弾みをつけたい考え。
シトロエンからは、2014年にワールドプレミアとなり「コンセプトカーそのままの斬新なデザイン」と、高い評価を受けている小型クロスオーバーSUVのC4カクタスが登場する。注目はボディ前後やドアパネルに配された「エアバンプ」と呼ばれる新素材。素材の内部に空気カプセルを入れた弾力性に富む構造となっており、視覚的な新しさだけでなく、衝撃を吸収する役割も果たすという。ポップなブランドとして訴求するシトロエンの、新たなフラッグシップとなる。
さらに、シトロエンの上位車種として展開してきた「DSシリーズ」を、今回初めてブランドとして独立。展示ブースもシトロエンとは別に「DS」として展開、プジョー、シトロエンに次ぐ第3のブランドとして日本市場に訴求する。
展示ブースは、前回2013年の東京モーターショーから倍程度の規模になるという。