フランスに本社を置くタイヤ製造大手のミシュランは7月28日、2015年上半期(1-6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、上半期の売上高は104億9700万ユーロ(約1兆4290億円)。前年同期の96億7300万ユーロに対して、8.5%の増収となった。
また、上半期の純利益は、7億0700万ユーロ(約962億円)。前年同期の6億2400万ユーロから、13%の増益となっている。
2桁の増益となった要因のひとつが、乗用車やSUVなどのライトトラック用タイヤの販売が、市場平均を上回るペースで伸びたこと。トラック用タイヤも、若干の伸びを示した。
ミシュランのジャン=ドミニク・スナールCEOは、「ミシュランは上半期、伝統的市場において需要の伸びを取り込み、優れた業績を達成した」と述べている。