『ゴルフ オールトラック』は、ステーションワゴンモデルである『ゴルフ ヴァリアント』をベースに、四輪駆動システムや専用サスペンションを採用したクロスオーバーモデルである。
ヴァリアントと比べ最低地上高を25mm高くすることにより、ラフロード走行も可能とした。性能面では、アプローチアングルが14.5度、ディパーチャーアングルが17.3度、ランプアングルは9.4度だ。
さらに、車内から選択できるドライビングプロファイル機能には、通常の「ノーマル」、「エコ」、「スポーツ」、「カスタム」に加え、専用開発された「オフロード」モードが追加された。このモードを選択することにより、ABSの調整、ヒルディセントアシストやアクセルペダルの特性変更がラフロード走行用プログラムに変更される。オールトラックにはSUVのような本格的な走破性能は備わっているのだ。
エンジンも、これまでのゴルフ シリーズにはなかった1.8リットルTSIエンジンが採用される。最高出力180psと最大トルク280Nmを発揮し、よりパワフルな運動性能を提供する。トランスミッションは6速DSGで、 JC08モード燃費は14.7km/リットル。
ボディサイズは、全長4575×全幅1800×全高1485mm、ホイールベースは2635mm。