トヨタ系ワークスチューナーであるTRDは、ワークス合同試乗会に4台のクルマを持ち込んだ。
『14R-60』は、ダンパー&スプリング、強化ロアアームや専用スポーツタイヤを採用、さらにボディ各部にもブレースを配置して高剛性を確保した。ボディワークにおいてもTRDがレース活動で得たノウハウを元にした空力性能が与えられている。
『14R』は、エクステリアでは14R-60を彷彿とさせるエアロパーツを装備。フロントホイールフェアリングやロアアームカバーなど、空力面についてはとくに集中的なチューニングが施されている。足まわりはTRDのパフォーマンスラインに変更、タイヤは専用となるブリヂストンのポテンザS001を装着。パーツ代の合計は54万7200円となる。
『ヴェルファイア TRD』はエアロパーツやマフラー、サスペションセットを装備。ボディパーツとしてはメンバーブレースやパフォーマンスダンパーを採用している。装着パーツ代の合計は122万3000円だ。
レクサス『RC F CCSコンセプト』は、スポーツクーペである「RCシリーズ」のなかでも『RC F』をベースとした5リットルのV8エンジンを搭載するトップグレード。CCSというのはサーキットクラブスポーツの略である。