出光興産と昭和シェル石油は、経営統合の検討を加速するため、10月1日付けで「統合準備室」を新設すると発表した。
出光興産は昭和シェルと経営統合を検討することで7月30日に合意、2016年上半期にロイヤル・ダッチ・シェルから昭和シェルの株式33.3%を取得する契約を締結した。
今回、経営統合に向けた交渉を加速するため、両社がそれぞれ統合準備室を設置する。出光興産の統合準備室長には、足立晶彦愛知製油所副社長が就任する。
出光興産は昭和シェルと経営統合することで、両社の経営資源・ノウハウを融合、総合エネルギー企業として企業価値の最大化を図る。